カテゴリ:ちょい哲( 60 )

線引

「いい歳したオッサンがバイクなんかに乗ってスピード出してさぁ」ワシはこーゆー事をよく言われる。がっ、特に気にした事もないし、言った奴にはちゃんと呪いをかけている(笑)

 そもそもワシは歳で線引はしない。年齢がストッパーになるなんて事もワシの人生において皆無だっ。が、ブログでは「いい歳したオッサンが」という表現は使う。あくまで表記の問題である。

 もし、年齢で何かを制限していたのならば、それは人生においてとてももったいない事だとワシは思う。

 この世の中には年齢制限がたくさんある。ものすごい線引の中でワシらは暮らしているのだ。だから世間に溺れぬよう思考を無視して直感(魂の声)に従って行く。それは当然、大多数の人達より遥かに苦痛は多いが、楽しさは百万倍味わえると思う。

 人生で大切なのは「今」なのだっ。そんな歩き方をしてみようと介護が終わった時に思った。

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by ride-t | 2018-07-15 03:23 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

悠久

 今年の正月に録っておいた歴史的発掘番組をすっかり忘れてしまってて、昨夜やっと観た。司会者が「あけまして・・・」と挨拶するのを見て録画を放置したワシに苦笑した。

 さとて、番組の中で銅鐸を粘土、土の型で作り中に青銅を流し込んで再現している鋳物職人が登場する。彼の作った銅鐸は黄金に輝いていた。ワシが教科書で見た銅鐸は腐食した色だったのだなぁ。実際には、例えば最新の10円玉のようにピカピカ輝くものである。

 そして何より銅鐸の音色が披露されたのが衝撃的だった。要は鐘の音なのだが、とても透き通った美しい響きで、心に優しく突き刺さった。

 弥生時代、それまで金属の音など聞いた事のなかった人々にこの音色はどう映ったのかそこにロマンを感じた。

 毎朝六時になると近所の寺から鐘の音が聞こえてくる。慣れ親しんだ音色だが、なぜか心が安らぐのは古代から受け継がれてきた音色だからなのかもしれんのぅ。

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by ride-t | 2018-07-13 07:27 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

理由

 とにかく、人と言うものは理由(いいワケ)を作るのが巧いから聞き流すか、そこでビシッと言うか臨機応変にしなくては相手の逃げ場をも奪ってしまう。

 理由は自身に言い聞かせる最も効率の良いもので、どうにでも作られる。ワシは会社に遅刻した時の理由は全て「寝坊」としていた。これが最も効率が良く相手に納得された。それ以前は無難な理由が先に生まれ自分の逃げ場を確保してから仕事に望んでいた。

 当時、いくつもの失敗をした。だが同じ失敗ではなく様々な形の失敗である。それが経験として役に立つ事を知った時に物事の根底にある「意味」を感じた。

 その意味とは「理由」でもある。

 映画マトリックスの三作目に見える「理由(原因と結果、因果関係と存在について)」の意味を何度も繰り返して喋らせているのが引っかかった。やがてそのメッセージが存在の意味にまで繋がっていくと宗教の彼方にある "コトの善悪" を越えた宇宙的な教義のようなものに見える。真理でもあろうか? 「この世は泡沫(マトリックス)あの世が実在(ソース)」殆どの宗教の中に隠れている真理だろう。

 ワシはマトリックスを半年ごとに全作を観て、精神の淀みをリセットする。だからワシはもう宗教映画にしか見えなくなったわ(笑)

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by ride-t | 2018-06-30 03:06 | ちょい哲 | Trackback | Comments(2)

自由

 ワシは神社仏閣はワリと行く方だと思う。がっ、御朱印集めに興味は無いし、パワースポット巡りでもない。

 そしてツーリングをしていると道の駅を使うようになった。かと言って全国道の駅スタンプラリーに参加しているわけではない。利便性で選んでるだけだ。

 一泊ソロツーリングの場合、Tポイントかポンタカードの使えるビジネスホテルに泊まる(笑)間違ってもキャンプなどは絶対的にしない。なぜなら疲れるからだっ。疲れた体をほぐしてくれる風呂が無いとダメなのだっ。

 と言うことで、独りになってワシのツーリング設定は本気になった。自由を手に入れた子供のような感じだが、その自由のために日々辛酸を舐めていることを忘れてはイケナイ。自由は不自由なのだっ!!

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by ride-t | 2018-06-25 03:12 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

青空

 オカンが息を引き取った日の空は見事な快晴で、ワシは病院のベッドの上に眠るオカンと外に広がる空を交互に眺めながらしばらく佇んでいた。

 20日早朝、ワシは病院からの電話ですぐに走った。ワシが病室に入った時、オカンの心電図はまだ波を打っていたので少しは安心したのを覚えている。ところがワシが病室に入って1分もしないうちに心臓は止まった。心電図には波を打た無いまっすぐな横線がずっと続いていた。「あー、死んだわオカン」

 ワシは外の青空が眩しくて、窓際に寄り、視界の果てまで広がる青色の中に意識を重ねていたように思う。

 葬儀は市内で初めての「小さな家族葬」をした。こじんまりとしたものだったがとても良き儀式だったと親戚筋、葬儀屋、その他スタッフに言われた。当然だっ、葬儀の無駄を省いたワシが喪主なのだからなぁ!

 ワシの介護生活が終わった。それで自由になったわけでもない。亡くなった家族の影は生涯ワシと共に生きていくのだ。肉体は無いがその魂が側に居ると思いながら、感じつつ生きていく事が最も自然な人生なのだろう。

 合掌!! オカン、お疲れっ!!

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オカンが息を引き取った数分後の空


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by ride-t | 2018-05-23 00:40 | ちょい哲 | Trackback | Comments(8)

考察

 その昔、人は見た目が10割と言ううたい文句の本があった。当時そのタイトルは当たっていると思っていたが、歳をとるにつれズレが生じてきた。見た目で判断して痛い目に会う回数が増えたからだ(笑)

 人の魅力はやはり中身なのだっ、人間の肉をまとったその中の人がその人の魅力であるなぁとつくづく感じる。さらに言えば、人は話してみないと分からないものだ。己の推測や間違った情報による思い込みは敵である。

 実は、こないだ見た目が最悪な人と話す機会があって、話していくうちにその魅力に圧倒されてしまった。見た目で目を伏せていた事を恥じるばかりだっ。やっぱ人はコミュニケーションが取れない事には何も始まらないなぁ。そーゆー意味ではトランプ大統領は有能な奴なのだなぁ・・・不本意だけど(笑)

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だいつっ・・・撮影、まぁちゃん


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by ride-t | 2018-05-13 02:43 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

弥生晦日

「どーしよう、ヤバイヤバイ、明日のエイプリルフールの嘘が全然思いつかない。困った困った。みんなきっとすげー楽しい嘘で飾るんだろうなぁ、あーあー盛り上がるのに」

 などと、SNS等々に日常を乗っ取られてる気の毒な人達は思ってんだろうなぁ(笑)

 インスタ映えする嘘を作る人達は世界中に存在する。そして社会のある部分を破壊し狭くしてしまった事に無神経で居る。いろんなシーンで「面白い」事がつまらなくなってしまったのもSNSの仕業。これからもっと白けた社会になっていくのは明白だっ。

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公園内はまだまだだったけど、ここだけ満開


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by ride-t | 2018-03-31 03:20 | ちょい哲 | Trackback | Comments(2)

ダンディズム

 エスプレッソはデミタスカップの耳を親指と中指、人さし指で軽やかに掴み薬指と小指をチャーミングに立てて啜るように舐めるように飲む。

 出来るならば、一連の動作に優雅さを醸し出す為に薬指と小指は美しく湾曲させ、カップをひねるようにグリップを効かせると尚よろし。ちょうど、仕事帰りのオッサンが同寮にぐい飲みを真似て「一盃やっか」と言う仕草とグリップ動作が同じである。

 ワシはマグカップに入れ少し冷してから味わう・・・圧倒的な猫舌なのだ。なのに熱いのが好き(笑)今日も美味しい珈琲をいただきました、ダンケ。

 たとえガキに笑われようと世間に気持ち悪がられようと小指を立てて珈琲を飲むのがオッサン流。それが孤高のオッサンが誇るダンディズムであると信じる・・・うそ。

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再掲載・バイク屋にキープしてあるワシのマグカップ




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by ride-t | 2018-03-27 10:52 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

 壁の裂け目が立てに伸びている。その裂け目を凝視する事数分、まるで草書書きの文字のように見えて来た。ワシはそれがサイン(啓示)だと感じだ。

 しかし読み取ろうと必死に喰らいつくがその裂け目の文字は絵のように見えたり模様のように見えたりして文字の認識を超えてしまう。

 やがてワシは瞬きを高速で行う事によって反転した色彩の中にくっきり浮かぶ文字を見つけた。これだっ、これがサインなのだっ。ワシは少し喜んだ。ところが、その文字を追いかけると一瞬で消えてしまう。瞼の中のどこかにあるのはわかっているのだが捉える事ができない。

 瞼の裏側には宇宙があった。

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by ride-t | 2018-03-24 03:19 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

ボーダーライン

 ワシにはバイクに乗るためのライン(条件)があって、それは気温が10℃以上である事と晴れている事。でっ、来週から気温10℃ベースが続く。これでワシの春突入である。みたいな事を毎年この時期に書いている。

 思えば、ワシの日常には様々なラインがある。これは個人的なルールでもあり自分で決めて縛られているワケだが、ある意味これがタガになっているおかげで暴走しなくて済んでいる。

 そのラインの境界線、つまりボーダーライン上に大量に物事があり、それらが歳とともにラインのこっち側かあっち側に整理されて行く。そして生活がどんどんシンプルになって行く。

 物事が単純明快だった十代、二十代のせっかくの楽しさを、どんどん複雑にしてしまった三十代、四十代の功罪をかき消すように今を生きるのが面白いなぁとつくづく。

 ラインのあっち側に過去を突き落として生きるコトの楽しさが自らを裏切る最大の快楽につながっている。だからボーダーラインというのは魔でもあるなぁと思う。

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by ride-t | 2018-03-09 01:31 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

バイクと写真と散歩と音楽を愛し、介護などをして暮らすオッサンのブログです


by 高丘頼杜 (タカオカ ライド)
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