<   2018年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧

先導

 オカンの四十九日が過ぎるまでは行楽的行事は自粛する方針だが、朝練のようなワシの体力、精神的鍛錬は初七日が過ぎれば良しとした。

 と言う事で、最近カーナビアプリを二種使いまわして徹底的に比べてみた結果、ワシの感性にはヤフーのカーナビの方がグーグルよりしっくり来たのでヤフーカーナビをワシの専属先導役に任命した。まぁ、それぞれ一長一短なので使い分けすれば最強だろうと思う。

 そして、バイク屋主催の初夏の一泊ツーリングが来月早々にあるけれど、ワシは今回は辞退して次回に繋ぐ。

 てなワケで、朝練コースにビーナスラインを設定したがどーだろうか(笑)

c0339627_07514701.jpg


[PR]
by ride-t | 2018-05-30 07:54 | 二輪部 | Trackback | Comments(0)

哀泣

 ワシはいつ泣くんだろう? オカンが逝ってからずっとそんな事を思っていた。葬儀の時か、或いは火葬の時、炉の扉が閉まる瞬間、それとも骨になって出来た時・・・どれもジーンとくる事もなくワシは淡々とその流れを見つめていたように思う。オトンの時もそんな感じだったが、葬儀での挨拶の時、少し泣いた。オカンが死んだと言うのに、泣きたいのに、ワシは相変わらず淡々としているだけで湿っぽい感情すら無い・・・泣きたいなぁ。


 朝日を浴びてから仏壇の水を取り替えそこに祀られている人々に愚痴を言うのが日課になりつつある「毎日毎日水を替えて花を挿して・・・すげーめんどくさいわ」実はオカンが認知症になって時からずっとワシがやっている事だっ。仏教をまったく信仰していないにもかかわらずワシはしっかりとやっている。それはこれからも続くのだなぁと諦めている。

c0339627_03462028.jpg
こないだ姉と知り合いの喫茶店でお昼をした時、美味かったヨ
雑穀米と鳥のソテー、ポテトサラダ、かぼちゃの肉甘煮、たけのこの煮物、味噌汁等々


[PR]
by ride-t | 2018-05-28 03:54 | 雑談部 | Trackback | Comments(0)

遺影

 姉と二人でオカンの遺影はこれにしようと固く決めていた。オカンが26歳の頃の写真だっ。葬儀の会場で遺影を見た人たちから歓声が上がっていたイエィ!!

 その遺影を前にしていると、あの時代にして先端ファッションだったと話題になっていたころのオカンが眩しく感じられた。それは参列した皆が感じたことでもあろう。

 葬儀が終わってからはオカンの残務処理だっ。役所や年金事務所や金融機関に出向いて大量の書類を書かされてやっと申請できるものが待っている(笑)


 姉とワシは比較的仲が良くて頻繁に会話をしている。葬儀後、病院や施設などに挨拶回りをしていた時、姉の知り合いの喫茶店でお昼を食べたり、次の日はコーヒーの美味い喫茶店でお茶をしたり。まぁ週一で姉の家に風呂をもらいに行っているので姉弟の意思は繋がっているが。

 お茶しながらワシだけが知っていたオカンの話や姉だけが知っているオカンの話をして盛り上がったが、やはり共通してオカンは「おしゃれ」だったと言う事だっ。なにせ給料全額を服や靴やバッグつぎ込んでいたのだから・・・イメルダと呼んでいいと思う(笑)

 と言う事で、まだしばらく残務処理が残っているのでとっととやっつけて、ワシは気分転換に走りに行きたいもんですなぁ・・・・。

c0339627_01002620.jpg
オカンの遺影


[PR]
by ride-t | 2018-05-25 09:55 | 家庭科 | Trackback | Comments(4)

青空

 オカンが息を引き取った日の空は見事な快晴で、ワシは病院のベッドの上に眠るオカンと外に広がる空を交互に眺めながらしばらく佇んでいた。

 20日早朝、ワシは病院からの電話ですぐに走った。ワシが病室に入った時、オカンの心電図はまだ波を打っていたので少しは安心したのを覚えている。ところがワシが病室に入って1分もしないうちに心臓は止まった。心電図には波を打た無いまっすぐな横線がずっと続いていた。「あー、死んだわオカン」

 ワシは外の青空が眩しくて、窓際に寄り、視界の果てまで広がる青色の中に意識を重ねていたように思う。

 葬儀は市内で初めての「小さな家族葬」をした。こじんまりとしたものだったがとても良き儀式だったと親戚筋、葬儀屋、その他スタッフに言われた。当然だっ、葬儀の無駄を省いたワシが喪主なのだからなぁ!

 ワシの介護生活が終わった。それで自由になったわけでもない。亡くなった家族の影は生涯ワシと共に生きていくのだ。肉体は無いがその魂が側に居ると思いながら、感じつつ生きていく事が最も自然な人生なのだろう。

 合掌!! オカン、お疲れっ!!

c0339627_00370697.jpg
オカンが息を引き取った数分後の空


[PR]
by ride-t | 2018-05-23 00:40 | ちょい哲 | Trackback | Comments(8)

夏日

 オカンの顔を見に病院に行く日が続く。毎日が危篤状態だから仕方が無いのだが、病室に入り体に付けられている医療電子機器のデーターを眺めて安心したり、アラームが鳴り響いて心拍数を上げたり。それでも以前より呼吸をしている姿がラクそうなのを見るとちょっとホッとする。

 この数日で何度か病院から呼び出しがあって、その都度「あ、ダメか」と思いながら車を走らせていた。がっ、主治医の ”一時的” 対処が効いてとりあえず危篤状態での安静で居る・・・言いかた変だけど実際にそんな感じ。

 今は容態は安定しているがいつ何時どーなるかしれないので、ワシも姉もずっと気を張っている状態だっ。早く全部終いにしたい気持ちと、まだまだオカンの顔を眺められる幸福を味わいたいのが真っ二つになって脳内でせめぎ合っている。

 という事で、今となってはせめて少しでもラクになって欲しいと願うばかりだわなぁ。

 あー、話変わるけど、大谷すごいねぇ。

c0339627_03102588.jpg
オカンの薔薇が満開になった、咲いてるのを除いて蕾が20以上あったわ


[PR]
by ride-t | 2018-05-19 03:12 | 保健室 | Trackback | Comments(0)

朝駆け

 オカンのお見舞いや病院の支払いを済ませてから息抜きに、海岸沿いから能登島まで駆けて来た。ヘルメットの中は暑かった、とても暑かった(笑)

 ワシは能登島回遊コースが最も好きで、表側から裏側への進入時にはいつも「あー死ぬかもしれない」と思いながら心拍数を上げて攻めている・・そーゆー走り方やめれーって言われる(笑)

 能登島の何が好きかといえば、ワシの設定したコースには民家が無いのだ。だから遠慮無しで走られる。五箇山もそーなんだが、民家があるなしでは気合の入り方が違う。

 という事で、久しぶりの朝駆けで気分一新。これでまたしばらく頑張れるなぁ。走ってて感じたんだけれど、このYAMAHA良いマシンだなぁとつくづく。マシンに魂が入って馴染んできたのかもしれないなぁ。

c0339627_02094590.jpg
ここ初めて休憩場所にしたんだけど、磁場がすごく良かった。空気感がとても柔らかくてやさしく包まれるような塩梅だったわ。
体を壊した時、明治神宮の森の中を歩いた時とよく似てたわ。


[PR]
by ride-t | 2018-05-17 02:15 | 二輪部 | Trackback | Comments(0)

ウエスギケンシン

 快晴の朝、ワシは紙オムツを手に病院に行きオカンの顔を覗き込んだ。そして顔を近づけて「ワシは誰や、わかるか」と問うたものの、オカンは朦朧としててワシが誰かは全くわからん状態だった。しかし意識はしっかりしていた気がする。

 ここ数日でいろんな事が起こった。それら全部消化できている自分に驚いてもいるが、姉も同様に冷静にあらゆる事に対処している。

 そうそう、こないだ姉がオカンに「私は誰かわかるぅ?」と問うた時オカンが「上杉謙信」とハッキリ言った(笑)戦国乱世の夢を見ていたのかもしれんのぅ。威勢が良い夢だわ。ちなみに、上杉謙信が実際には女だという説は有名だし、信長は知っていたらしい。

 という事で、オカンの見守りはまだまだ続きそうである。それは実際には嬉しい事でもある。

c0339627_01134847.jpg
姪っ子1号作、ハーバリウム


[PR]
by ride-t | 2018-05-16 01:14 | 保健室 | Trackback | Comments(0)

考察

 その昔、人は見た目が10割と言ううたい文句の本があった。当時そのタイトルは当たっていると思っていたが、歳をとるにつれズレが生じてきた。見た目で判断して痛い目に会う回数が増えたからだ(笑)

 人の魅力はやはり中身なのだっ、人間の肉をまとったその中の人がその人の魅力であるなぁとつくづく感じる。さらに言えば、人は話してみないと分からないものだ。己の推測や間違った情報による思い込みは敵である。

 実は、こないだ見た目が最悪な人と話す機会があって、話していくうちにその魅力に圧倒されてしまった。見た目で目を伏せていた事を恥じるばかりだっ。やっぱ人はコミュニケーションが取れない事には何も始まらないなぁ。そーゆー意味ではトランプ大統領は有能な奴なのだなぁ・・・不本意だけど(笑)

c0339627_02421596.jpg
だいつっ・・・撮影、まぁちゃん


[PR]
by ride-t | 2018-05-13 02:43 | ちょい哲 | Trackback | Comments(0)

突破者

 病院へ行くとエレベーターを降りた瞬間からオカンの叫び声が聞こえてくる。相変わらず威勢は良い、いや、それじゃぁダメなんだけど、オカンの食欲がどんどん下がってきている事と、「治ったから帰ります〜」と叫ぶ回数が減っている事実を告げられると、胃のあたりがキュッと針でつつかれたような痛みが走る。

 さとて、いざ鎌倉状態をキープするのはこれが中々大変で疲れる。無事葬儀が終わっても他にもやらなくてはならない事がてんこ盛りに出てくる。おとっつぁんの時はひと月かかったのを覚えているし、身体も精神もクタクタになった。ワシはもうすでに疲れ始めている(笑)・・・ワシの人生のネックはダントツに宗教儀式だなっ。

c0339627_04585433.jpg
オカンの病室から眺めた景色は清々しいくらいの世界なのに・・・


[PR]
by ride-t | 2018-05-09 05:01 | 保健室 | Trackback | Comments(0)

卯月菜乃花

 入院中のオカンの状態が急転した。

 やはり腎臓の働きが悪く、認知症という病が祟って透析すら出来ずこのまま黙って見ているだけになった。医師からはそろそろ覚悟しておくようにと遠回しで言われ、とりあえずオカンの施設のスタッフに話し、退所扱いにしてもらった。

 ワシと姉は葬儀関係の話を進め、ワシは菩提寺の住職と話し全てが「いざ鎌倉」状態にしておいた。オトンの時の葬儀経験がモノを言っていると思う。

 さとて、ここでオカンが回復したら全てが水の泡だ(笑)笑っていられる状態ではないが、ワシにとって人を送り出す事はそーゆー事でもある。一般ピープルとは死生観が決定的に違うのだろう。宗教観を蹴散らすワシの屈強な人生哲学でもある。

 という事で、ワシがオカンの死を待つ事に耐えるメンタルを持ち合わせていた事に驚きもある。が、病院からの電話に恐怖感も感じている。かと言って世間一般のように「死」を悪とは思わないのであっさりしている。セラビィって事か。

c0339627_10493626.jpg
今年もたくさんの蕾がついた・・・ワシはこいつをオカンの薔薇と呼んでいる
オカンが勤めていた職場からもらった苗を植えたのが30年前ぐらいだったか、以来毎年美しい薔薇が咲くようになった


[PR]
by ride-t | 2018-05-07 10:54 | 保健室 | Trackback | Comments(2)

バイクと写真と散歩と音楽を愛し、介護などをして暮らすオッサンのブログです


by 高丘頼杜 (タカオカ ライド)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31