拉麺

 ワシの好きな漫画家、東本昌平氏の作品に ”RIDEX” と言うシリーズものがある。もちろんバイク系の劇画だっ。バイクにまつわる男と女や、おっさんの人生や、青春を漂うクソガキや、ある種信仰出来そうな哲学などが練りこまれた特定少数のためのバイブルのような話が続いている。

 その11巻にラーメンを食べに行くおっさんと若いねーちゃんの話がある。なんら接点のなかった二人のバイク乗りがラーメン屋を起点に繋がるワケだが、その実在するラーメン屋に今回バイク仲間のM君が行ってきたのをラインで受け取った。なのでここに晒す事にした(笑)ワシも行きたかったわ。

 例えば、昔のバイク漫画には美味いコーヒーを飲みに片道500キロの旅をする話もあって、ワシもティーンの頃は真似て走った記憶がある。ただ走るのとは違って何らかの目的があると道中も味わい深くなるのだ。

 と言う事で、梅雨入り前にビーナスラインまで朝練に行ってこようと思う。

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ラーメン屋「ニューハルピン」 byM君 「ニューハルピンでググると画像が凄いよ」
このお店は漫画に登場する以前から有名だったかと思う


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# by ride-t | 2018-06-05 03:05 | 二輪部 | Trackback | Comments(0)

湯船

 こないだ姉ンちに風呂をもらいに行った時の事だ。

 ワシは首まで浸かるのが好きで、足を伸ばし浮力に任せてユラユラしていたら、子どもの頃ワシが風呂嫌いでいつもオババに無理やり入らされていた事を思い出した。風呂は今でもそんなに好きな方ではない、いやむしろまだ嫌いだっ(笑)でも、のんびりできる空間として満足している。

 疲れてグッタリしている時でも「ああ風呂に入らなきゃ」と、強迫観念が顔を持ち上げたりする。だから、ソファに寝たままの態勢で風呂まで運んで、服を脱がせて身体を洗ってなおかつ乾かして服を着せて、そして寝たままの態勢に寸分の狂いもなく戻してくれる。そんな職業の人がいたら嬉しいのだが。お風呂介助請負人とでも言うのか、まぁ湯船に浸かってそんな事をユラユラ思い描いてましたのさ。

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# by ride-t | 2018-06-03 02:50 | 家庭科 | Trackback | Comments(0)

水無月ついたち

 さとて、そろそろオカンの持ち物整理をしようかと探ってみた。オトンの時は、オトンはほとんど持ってなかったから楽だったが、オカンはとにかく物が多すぎる女だったのでオカンの持ち物を見るだけで疲れてしまう。

 六畳間にてんこ盛りだっ。そのほとんどがワシにはゴミに見える。

 以前から姉と姪っ子たちに欲しい物があればどんどん持っててくれとは言ってあったが大量に残っているので全部捨てる。高価な物らしきモノもワシにはゴミなので捨てる。

 と言う事で、オカンの持ち物整理の予定だったが見てて嫌になったので庭の木の伐採をして過ごした。これもまぁジャングル状態で、旧日本兵が住んでてもおかしくないんだよなぁ。

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# by ride-t | 2018-06-01 12:04 | 雑談部 | Trackback | Comments(2)

先導

 オカンの四十九日が過ぎるまでは行楽的行事は自粛する方針だが、朝練のようなワシの体力、精神的鍛錬は初七日が過ぎれば良しとした。

 と言う事で、最近カーナビアプリを二種使いまわして徹底的に比べてみた結果、ワシの感性にはヤフーのカーナビの方がグーグルよりしっくり来たのでヤフーカーナビをワシの専属先導役に任命した。まぁ、それぞれ一長一短なので使い分けすれば最強だろうと思う。

 そして、バイク屋主催の初夏の一泊ツーリングが来月早々にあるけれど、ワシは今回は辞退して次回に繋ぐ。

 てなワケで、朝練コースにビーナスラインを設定したがどーだろうか(笑)

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# by ride-t | 2018-05-30 07:54 | 二輪部 | Trackback | Comments(0)

哀泣

 ワシはいつ泣くんだろう? オカンが逝ってからずっとそんな事を思っていた。葬儀の時か、或いは火葬の時、炉の扉が閉まる瞬間、それとも骨になって出来た時・・・どれもジーンとくる事もなくワシは淡々とその流れを見つめていたように思う。オトンの時もそんな感じだったが、葬儀での挨拶の時、少し泣いた。オカンが死んだと言うのに、泣きたいのに、ワシは相変わらず淡々としているだけで湿っぽい感情すら無い・・・泣きたいなぁ。


 朝日を浴びてから仏壇の水を取り替えそこに祀られている人々に愚痴を言うのが日課になりつつある「毎日毎日水を替えて花を挿して・・・すげーめんどくさいわ」実はオカンが認知症になって時からずっとワシがやっている事だっ。仏教をまったく信仰していないにもかかわらずワシはしっかりとやっている。それはこれからも続くのだなぁと諦めている。

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こないだ姉と知り合いの喫茶店でお昼をした時、美味かったヨ
雑穀米と鳥のソテー、ポテトサラダ、かぼちゃの肉甘煮、たけのこの煮物、味噌汁等々


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# by ride-t | 2018-05-28 03:54 | 雑談部 | Trackback | Comments(0)

遺影

 姉と二人でオカンの遺影はこれにしようと固く決めていた。オカンが26歳の頃の写真だっ。葬儀の会場で遺影を見た人たちから歓声が上がっていたイエィ!!

 その遺影を前にしていると、あの時代にして先端ファッションだったと話題になっていたころのオカンが眩しく感じられた。それは参列した皆が感じたことでもあろう。

 葬儀が終わってからはオカンの残務処理だっ。役所や年金事務所や金融機関に出向いて大量の書類を書かされてやっと申請できるものが待っている(笑)


 姉とワシは比較的仲が良くて頻繁に会話をしている。葬儀後、病院や施設などに挨拶回りをしていた時、姉の知り合いの喫茶店でお昼を食べたり、次の日はコーヒーの美味い喫茶店でお茶をしたり。まぁ週一で姉の家に風呂をもらいに行っているので姉弟の意思は繋がっているが。

 お茶しながらワシだけが知っていたオカンの話や姉だけが知っているオカンの話をして盛り上がったが、やはり共通してオカンは「おしゃれ」だったと言う事だっ。なにせ給料全額を服や靴やバッグつぎ込んでいたのだから・・・イメルダと呼んでいいと思う(笑)

 と言う事で、まだしばらく残務処理が残っているのでとっととやっつけて、ワシは気分転換に走りに行きたいもんですなぁ・・・・。

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オカンの遺影


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# by ride-t | 2018-05-25 09:55 | 家庭科 | Trackback | Comments(4)

青空

 オカンが息を引き取った日の空は見事な快晴で、ワシは病院のベッドの上に眠るオカンと外に広がる空を交互に眺めながらしばらく佇んでいた。

 20日早朝、ワシは病院からの電話ですぐに走った。ワシが病室に入った時、オカンの心電図はまだ波を打っていたので少しは安心したのを覚えている。ところがワシが病室に入って1分もしないうちに心臓は止まった。心電図には波を打た無いまっすぐな横線がずっと続いていた。「あー、死んだわオカン」

 ワシは外の青空が眩しくて、窓際に寄り、視界の果てまで広がる青色の中に意識を重ねていたように思う。

 葬儀は市内で初めての「小さな家族葬」をした。こじんまりとしたものだったがとても良き儀式だったと親戚筋、葬儀屋、その他スタッフに言われた。当然だっ、葬儀の無駄を省いたワシが喪主なのだからなぁ!

 ワシの介護生活が終わった。それで自由になったわけでもない。亡くなった家族の影は生涯ワシと共に生きていくのだ。肉体は無いがその魂が側に居ると思いながら、感じつつ生きていく事が最も自然な人生なのだろう。

 合掌!! オカン、お疲れっ!!

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オカンが息を引き取った数分後の空


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# by ride-t | 2018-05-23 00:40 | ちょい哲 | Trackback | Comments(8)

バイクと写真と散歩と音楽を愛し、介護などをして暮らすオッサンのブログです


by 高岡ライド
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